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「つれていきたい鎌倉」テーマにフォトコン 手軽なネット応募で

2019年のグランプリ作品は、田村拓也さんが雪の日に望遠レンズで大仏の顔を狙ったショット

2019年のグランプリ作品は、田村拓也さんが雪の日に望遠レンズで大仏の顔を狙ったショット

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 鎌倉を内外にアピールする写真を一般から募集する「鎌倉プロモーションフォトコンテスト2020」が展開されている。主催の鎌倉市観光協会(鎌倉市御成町)が現在、エントリーを受け付けている。

鎌倉プロモーションフォトコンテスト2019の表彰式

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 応募資格は「鎌倉が大好きであれば誰でも」という同コンテストは、今年で24回目。プリントする手間が掛からないインターネットによるデジタルデータ応募のため、気軽に応募できるのが特徴。出品点数の制限もないことから、昨年の応募総数は1081点に上った。

 今年のテーマ「つれていきたい鎌倉」について同協会の山下美代さんは、「東京オリンピック・パラリンピックでは隣の横浜市や藤沢市江の島が競技会場となっていることから、例年以上に鎌倉も注目を集める節目の年。近くにいる方や遠くにいる方、大切な誰かを連れて行きたい鎌倉という思いの込められた風景をイメージして」と話す。

 審査委員長の写真家・十文字美信さんは「このコンテストで重要なのは、『鎌倉』らしい特徴がよく表れているということ」「皆さまから寄せられた作品によって『鎌倉』の新しい魅力発見につながれば」とコメントを寄せている。

 応募は昨年12月から受け付けており、1月31日17時が締め切り。2月の審査では最優秀賞(グランプリ)1作品のほか、優秀賞4、観光賞1、スマホ賞1、入選18を選出。3月下旬に結果発表、4月下旬に表彰式を行う。

 「プロモーションフォトコンテスト」の名の通り、入賞作品は出版物や新聞、雑誌広告、ポスターなど印刷物への掲載、ウェブコンテンツでも使用することが前提。鎌倉駅地下道の「ギャラリー50」やタリーズコーヒー鎌倉八幡宮前店などでの展示、同協会が年末に販売する「2021鎌倉カレンダー」への掲載も予定している。

 「心に思い描く『誰か』を鎌倉につれて行きたくなるような、とっておきの一枚を。もちろん、今年撮ったものでなくても、スマホで撮った写真でも」と山下さん。「一眼レフカメラ『キヤノンEOS M100』の無料で貸し出しているので利用していただければ」と呼び掛ける。

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