鎌倉経済新聞の2024年年間PV(ページビュー)ランキング1位は、2月にオープンした和洋菓子店「鎌倉紅谷」の新店舗の記事だった。
ランキングは、今年1月1日から12月12日までの半年間に配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもの。10位までのランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 「クルミッ子」の鎌倉紅谷が新店舗「小町横路店」 鎌倉市内最大面積で(2/1)
2. 「鎌倉花火大会」5年ぶり開催へ 多彩な返礼品のCFで協力呼びかけ(6/3)
3. ビーカープリン専門店「マーロウ」 40周年に念願の鎌倉出店(3/22)
4. 鎌倉で「本当に」最後の「鳩スタ祭」 3年間の感謝込め(7/29)
5. 鎌倉インテルホームスタジアム移転 1億円の引っ越し費用などをCFで(6/17)
6. 鎌倉駅前の道路が朝市会場 75メートルを車両通行止めに(11/18)
7. ハスに魅了された主婦が鎌倉で写真展 ハスの花だけの空間に(5/7)
8. 鎌倉腰越で午前から夜までの「ちょい飲み」イベント まち歩きも味って (11/11)
9. 鎌倉の古民家で暮らす編集者が新著 住まいの選び方などを101項目で紹介(8/5)
10. 鎌倉の古民家で「108体のてのひらの仏さま展」 陶製の小さな仏像展示(4/15)
1位は、キャラメルとくるみをバター生地で挟んだ「クルミッ子」など和洋菓子を製造販売している鎌倉紅谷が、混雑する小町通りの脇道の先にオープンさせた同社では市内最大規模の新店舗の話題。5月には同店内にカフェを開き、現在も開店時間前から行列ができている。
2位は、1948(昭和23)から鎌倉の夏の風物詩として親しまれてきた「鎌倉花火大会」のコロナ禍による休止から5年ぶりの復活を伝える記事。資金不足を補うために実施されたクラウドファンディングは目標額を大きく上回った。当日は天候にも恵まれ、前回の13万人を大きく上回る16万人が来場した。
3位はビーカープリン専門店「マーロウ」の鎌倉駅前店オープンの記事。創業40年の今年、会長の出身地である鎌倉に念願の出店を果たし、看板や商品に生家である青果店の屋号「カネハク」のマークを入れた。
今年は中心部から離れたエリアの話題もランクインした。4位の「最後の鳩スタ祭り」は深沢、5位の「スタジアム移転」は台、8位の「ちょい飲み」は腰越など。国内外の観光客で中心部や有名スポットで混雑が続く鎌倉だが、住民の身近な話題や郊外の話題も積極的に取り上げていきたい。