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サッカークラブ「鎌倉インテル」オーナー四方健太郎さんが「越境人」出版

「越境人」の表紙

「越境人」の表紙

 神奈川県社会人サッカーリーグ1部「鎌倉インターナショナルFC(通称=鎌倉インテル)」(鎌倉市台)オーナーの四方健太郎さんが執筆した「越境人~飛び出した人からうまくいく~」が6月10日、サンマーク出版から出版された。

市内唯一のサッカー専用の人工芝サッカー場「ゴールドクレストスタジアム鎌倉」(台)に立つ四方さん 写真提供=鎌倉インターナショナルFC

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 同書は、四方さんがこれまでの国内外での実体験を元に、「越境」をテーマに価値観や環境の外へ踏み出すことの重要性について多角的な視点からつづった。四方さんは「ビジネス本であり、自己啓発本であり、エンタメ的要素もある本になった」と話す。

 1979(昭和54)年に横浜市で生まれた四方さんは、大学卒業後にコンサルタント会社の国内外の拠点で勤務し、その後フリーのコンサルタントとして独立した。

 2010(平成22)年には、ワールドカップ南アフリカ大会の全出場国を1年かけて巡る旅をし、村上敦伺さんとの共著「世界一蹴の旅~サッカーワールドカップ出場32カ国周遊記」(双葉社)を出版した。四方さんは「北朝鮮、南アフリカをはじめ、さまざまな国や文化、人々と出会う中で、自分の価値観や世界の見え方が大きく変わり、自分にとって象徴的な経験の一つになった」と振り返る。

 その後、シンガポールに移住し、グローバル人材育成会社の現地法人代表を務めるが、2018(平成30)年に「縁もゆかりもなかった鎌倉」(四方さん)で、サッカークラブ「鎌倉インテル」を創設する。

 「CLUB WITHOUT BORDERS(クラブ・ウィズアウト・ ボーダーズ)」(境界線を持たないクラブ)という理念を掲げ、社会人リーグとしては異例の海外遠征やクラウドファンディングで1億円を超える資金を集めクラブの拠点となるスタジアムを建設するなど、現在もさまざまな挑戦を続けている。

 四方さんがシンガポール在住のまま、鎌倉でクラブを立ち上げることになった経緯や人との出会い、その後の展開については、同書の第4章「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」でつづっている。

 四方さんは「『越境』という言葉には、単に海外へ行くことだけではなく、自分の思い込みや常識、所属するコミュニティーの外へ一歩踏み出すという意味を込めた。始まったばかりのワールドカップも、『越境』という考え方に触れるチャンス。この本が、何かに挑戦したいと思っている人、自分の可能性を広げたいと思っている人にとって一歩踏み出すきっかけになればうれしい」と話す。

 四方さんは、11日夜に鎌倉市内で、12日に東京・神田で、出版記念イベントを開き、13日にはワールドカップ観戦のため、アメリカに向け出発した。

 仕様はB6変形判、288ページ。定価は1,650円。全国の書店で扱う。

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