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鎌倉花火大会を浴衣姿で楽しむ プロによる着付けやポージング指導、写真撮影も

大町の琴弾橋での撮影例。ポーズを取っているのは当日参加者にポージングを指導するモデルの坂下優子さん

大町の琴弾橋での撮影例。ポーズを取っているのは当日参加者にポージングを指導するモデルの坂下優子さん

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 鎌倉のギャラリー+スペースKAYA(鎌倉市大町1)で7月19日、浴衣の着付けやモデルによるポージングの指導、プロカメラマンによる撮影などがセットになった「夏色和美人ゆかたレッスン」が開かれる。

宇野紀子さんによる着付けレッスンの様子。着せてもらうのではなく自分で着るところがポイント。この後、表へ出て写真撮影へ

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 レンタル着物店が増え、和服姿で観光を楽しむ姿を見掛けるようになった鎌倉。「自分で着物をコーディネートしたり、自分で着付けができたりとステップアップする機会を提案したかった」と話すのは「和美人Wabito」の宇野紀子さん。着物モデルとしてもパリコレをはじめアメリカ、カナダ、中国などで出演歴があり、結婚を機に着付け講師としての活動を続けながら友人らと同団体を立ち上げ企画した。

 当日は、鎌倉駅近くにありながら深い緑に囲まれた妙本寺の参道にある一軒家をリノベーションした同ギャラリーに集合し、参加者は浴衣の着付けレッスン、ワンポイントヘアメーク、コーディネートなどを体験する。

 その後、屋外へ出て写真撮影に備えポージングを学ぶ。指導はグラビアアイドルとしてデビューし、2児の母となった現在もモデルとして活躍している坂木優子さん。古都鎌倉の風景の中を移動しながらプロのアドバイスを受け、浴衣姿が映えるポーズを取る。その様子を、「世界でたった一つの物語をつづる」をコンセプトに活動する女性写真作家Ito Photographyさんが撮影する。

 「ワンランク上の着物体験になるはず」と宇野さん。同日夜には由比ガ浜で第69回鎌倉花火大会が開かれるため、そのまま会場へ出掛けることもできる。

 宇野さんは「花火はもともと迎え火や送り火、先人供養などが由来とも言われている。日本人が古来大切にしてきた夏の風物詩を浴衣姿で楽しんでほしい。これからも着物を着ることを通して凛(りん)とした和の心を伝えていきたい」と話す。

 料金は、浴衣、帯、腰ひも、補正タオル、下駄と着付けレッスン、モデルポージングレッスン、撮影がセットで1万5,000円(浴衣持ち込みの場合は7,500円)。女性限定で先着12人。申し込みはメール(rinto.kimono@gmail.com)で受け付ける。

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