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チェコ・フィルゾリステン鎌倉公演 地元ピアニストと「七里ガ浜の哀歌」も

昨年はバルトシュさん、ホストさん、染川さんが共演。今年はヴィディチュカさんとポンヂェリーチェクさんが加わる

昨年はバルトシュさん、ホストさん、染川さんが共演。今年はヴィディチュカさんとポンヂェリーチェクさんが加わる

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 鎌倉生涯学習センター「きらら鎌倉」ホール(鎌倉市小町1)で5月27日、チェコ・フィルのメンバーと地元ピアニストによるコンサート「チェコ・フィル ゾリステン&染川真弓」が開かれる。

フライヤーを手にするピアニストの染川真弓さん。武蔵野音大卒で演奏活動や後進の指導に力を注ぐ。チェコ・フィルとの共演は2年連続

 チェコを代表するオーケストラ「チェコ・フィルハーモニー管弦楽団」コンサートマスターであるイルジー・ヴォディチュカさん(バイオリン)率いるゾリステン(独奏者で構成されるグループ)の来日10周年記念公演の一環で、鎌倉では地元在住のピアニスト染川さんと共演する。

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 昨年はバイオリン奏者のオタ・バルトシュさん、チェロ奏者のフランティシェク・ホストさんが染川さんと共演。「言葉が通じなくても楽器で素晴らしいコミュニケーションを奏でられた」と振り返る染川さん。「またやりたいと思っていたところに声を掛けていただいた上、4人と共演できるので今からわくわくしている」と続ける。

 今年はヴォディチュカさんとビオラのヤロスラフ・ポンヂェリーチェクさんも加えて、モーツァルトの「ディヴェルティメントニ長調 K.136」や「ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466 第2楽章(ピアノ五重奏版)」、200年以上の歴史がある同楽団で最初に指揮したドボルザーク作曲「ピアノ五重奏曲 イ長調 作品81」などを演奏する。

 日本ツアー用にメドレー構成した「美しい日本の唱歌集(ピアノ五重奏版)」は、鎌倉公演のためだけに「七里ガ浜の哀歌(真白き富士の根)」を組み込んだという。「鎌倉女学院の生徒が初演したボート転覆事故への鎮魂歌」であることなど、曲の背景を染川さんが解説。テノール歌手の出井則太郎さんがナビゲート役でチェコ語を通訳する。

 染川さんは「昨年もリハーサルのたびに高揚していった。当日も弾きながら自分たちはもちろんお客さまも盛り上がっていき、会場で一体感を味わっていただけるはず。ぜひご一緒に」と来場を呼び掛ける。

 開演時間は14時(13時30分開場)。入場料は5,000円(全席自由)。チケットの予約・問い合わせは鎌倉市芸術文化振興財団(TEL 0467-23-3755)まで。