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鎌倉市内唯一のサッカー専用スタジアム「クレスタ」で地域交流イベント

日が落ちたクレスタ。フィールド全体が会場となりにぎわった(撮影=Kazuki Okamoto (ONELIFE))

日が落ちたクレスタ。フィールド全体が会場となりにぎわった(撮影=Kazuki Okamoto (ONELIFE))

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 「ゴールドクレストスタジアム鎌倉(通称=クレスタ)」(鎌倉市台)で8月11日、地域とスタジアムをつなぐ交流イベント「Cresta Thanks Fes(クレスタサンクスフェス)」が開かれた。

イベントのために用意したオリジナルのちょうちん

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 断続的な雨と強風で一時は開催が危ぶまれるほどだったが、開始時刻の16時前には雨が上がって晴れ間ものぞき、来場した1700人以上が20時まで縁日イベントや飲食を楽しんだ。

 同スタジアムは、今年2月に開設した市内唯一のサッカー専用の人工芝グラウンド。神奈川県社会人サッカーリーグ1部「鎌倉インターナショナルFC(通称=鎌倉インテル)」がホームスタジアムとして使っている。同イベントは、日頃の感謝を伝え交流を図る目的で、台や山崎などの周辺住民、同クラブやスタジアム関係者などを招いて開いた。

 会場では、輪投げ、スーパーボールすくい、ヨーヨーすくい、ガラポンなど縁日らしいブースのほか、サッカーボールをグラウンドに置かれた的に止めるゲーム、子どもでも挑戦できるスナッグゴルフなどフィールドを使ったゲームも用意。同クラブの選手らも運営スタッフとして、参加者との交流を楽しんだ。

 キッチンカーや飲食ブースのコーナーには、今年開かれた「第16回からあげグランプリ」で東日本しょうゆダレ部門と弁当部門で最高金賞に輝いた「鎌あいな」のほか、「鎌倉ビール」「鎌倉チュロス」、ピザ店「Luogo Felice(ルオーゴ・フェリーチェ)」など地元飲食店も出店し、にぎわった。

 同クラブのチアダンススクールに通う子どもたちのデモンストレーション、2024年パリオリンピックの体操競技で金メダルを獲得した岡慎之助選手らが練習している体育館の体操教室「徳洲会かまくら体操クラブ」に通う子どもたちのアクロバティックな演技に、会場は拍手や歓声に包まれた。

 同イベント運営委員長の山口愛さんは「天候が心配される中、無事に開くことができ、笑顔で帰る来場者の姿が印象的だった。スタジアムやインテルを知るきっかけとなり、地域に愛される存在へと、さらに価値を高めていく第一歩になればうれしい」と話す。

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