鎌倉市観光協会(鎌倉市御成町)が現在、30回目を迎える「鎌倉プロモーションフォトコンテスト」の作品を募集している。
前回の入賞作品も掲載した2026年のカレンダー。1・2月は入選の「潮神楽」(山本拓司さん)の作品
同コンテストは、鎌倉観光の振興や活性化を目的に1995(平成7)年にスタートし、初回の応募作品数は446点。その後、カメラがアナログからデジタルに変わったのに伴い、データ応募が可能になったこともあり、昨年は1080点に増えた。
同協会の小室裕司さんは「応募作品は、鎌倉の四季や行事や人々の暮らし、街の変化が写し出されているだけでなく、30年間の鎌倉の歴史が刻み込まれた貴重なアーカイブになっている」と話し、「作品を見返すと、その積み重ねがコンテスト自体の価値も高めてくれたと感じ、皆さんに感謝している」と続ける。
今回のテーマは「まるごと鎌倉」。写真家で審査委員長の十文字美信さんは「鎌倉の風景や人、音、香り、空気感、そこにある全てが作品の一部。カメラの先に広がる景色だけでなく、その瞬間を見つめるあなた自身もまた鎌倉を形づくる一人。ただ美しいだけの写真ではなく、『この瞬間を残したい』と思った気持ちや物語が感じられるような作品を応募してほしい」と話す。
審査では、最優秀賞(グランプリ)1作品、優秀賞4作品、特別賞3作品、入選17作品を選出。それぞれ賞状と副賞を用意する。入賞作品は同協会のカレンダーに使うほか、全応募作品は同協会が無償で使う権利を持ち、出版物や広報宣伝物への掲載、ホームページ内のフォトライブラリーでの貸し出しも行う。
応募方法は、同コンテスト特設ページからデジタルデータで納品。被写体は鎌倉市内に限り、応募数の制限はない。スマホで撮影した作品も応募できる。応募締め切りは1月31日、発表は3月下旬から4月上旬を予定している。
小室さんは「皆さんがレンズを通して見つめた鎌倉の魅力が、そのまま観光のプロモーションにつながる。締め切りが迫っている。あなたが撮った『まるごと鎌倉』を送ってほしい」と応募を呼びかける。
前回の入賞作品は「MUJI.com」ホテルメトロポリタン鎌倉店(小町)で、1月21日まで展示している。開催時間は10時~19時(最終日は15時まで)。