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鎌倉・由比ガ浜通りで「親子ハロウィーン」 1000人規模に、ママたちが企画運営

昨年の実行委員たち。子育て中のママが中心となって企画から参加店舗や協賛の募集、広報、運営まで手掛けた

昨年の実行委員たち。子育て中のママが中心となって企画から参加店舗や協賛の募集、広報、運営まで手掛けた

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 鎌倉の由比ガ浜大通りで10月30日、親子連れが地元の商店街を歩きながら楽しむイベント「第2回由比ガ浜親子ハロウィン」が開かれる。

昨年の「トリック オア トリート」の受付。昨年から倍増の400人が来場するため受付場所も増やして対応する

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 商店街や商業施設などが主催するハロウィーンイベントが多い中、地元の子育て世代のママたち13人が実行委員となり商店街を巻き込む形で企画。昨年は39店舗が参加し約700人が来場した。「たくさんの子どもたちが来店し一時的に営業の妨げともなりそうだが賛同してくださる店が多く、今年は61店舗に増えた」と話すのは実行委員長の船山直子さん。「観光客だけでなく、地域の人が楽しめる通りであることも再認識してもらえれば」と続ける。

 子どもが店の大人たちと会話する社会体験になる一方、親子同伴とすることで大人にとってもお気に入りの店を見つけるきっかけになり、参加店舗と来場者双方にメリットがあると見込んでいる。

 参加店でお菓子を受け取ることができる「トリック オア トリート」は、参加費200円で400人限定の事前予約を受け付けたところ数日で完売した。船山さんは「『トリック~』以外にも、来場いただくだけで楽しめる仕掛けをたくさん用意した」と話す。

 中でも目玉は「ベストコスチューム賞」。カフェ「FARM TO YOU」で1組ずつ撮影した写真をフェイスブックページに掲載し、後日選考の上、同賞9組と大賞1組を発表し賞品を進呈する。

 鎌倉ファミリークリニック駐車場では「麻心」「燕(ツバメ)カフェ」「フォンフォンシフォン」「OKASHI0467」「べつばらドーナツ」など地元店舗のほか、フェースペイントなどのブースが出店するマーケットを開く。

 今年から使う公式キャラクターのデザインを、イラストレーターで絵本作家のまゆこさんに依頼した。出来上がった「サーフボードを抱えた黒猫」の名前も当日募集する。

 船山さんは「通りにある店や施設などで別々に開いていたハロウィーンイベントを商店街というラインでつなげることもできた。子ども400人分の予約があり、親子同伴であることを考えると今年は1000人前後の来場が予想される。5年、10年と継続して由比ガ浜にふさわしい、あって当たり前の風景にしたい」と抱負を話す。

 開催時間は11時~17時。参加無料。雨天決行、荒天の場合は中止。

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