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北鎌倉の街なか100カ所で「つるし飾り」 閑散期の街を活性化

北鎌倉駅周辺のつるし飾りに足を止める通行人

北鎌倉駅周辺のつるし飾りに足を止める通行人

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 JR北鎌倉駅周辺で現在、県道沿いの商店などが参加して通りを彩る「つるし飾りのある街」が開催されている。

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 観光客が減り閑散期となる2月から3月の街を活性化する目的で2011年に始まった。1回目は県道21号線沿線の8店舗で地元作家らによるつるし飾りの試作展を行った。参加者は年々増え、6回目となる今年は北鎌倉駅を中心に約2.5キロの街道とその周辺にある寺社はじめ郵便局や美術館、美容院、コンビニエンスストアなど約100カ所でさまざまなつるし飾りを見ることができる。主催事務局によると、16年までにオリジナルのつるし飾りを飾る店舗は40店を超えた。市民からは「街の雰囲気が明るくなった」「これからも続けてほしい」などの声が寄せられているという。

 今回、主催の北鎌倉つるし飾り委員会では新たな試みとして鎌倉から室町時代の服装をした武士や僧侶、町娘など12体のつるし飾りから成るキット「北鎌倉の街海道物語」を300セット作成した。同キットは希望する店舗や施設などに配布しているほか、北鎌倉駅改札前に設置されている臨時観光案内所、その隣にある喫茶店「門」でも販売している。価格は1,500円。

 期間中は地元作家による展示会、つるし飾り作りを体験できるワークショップ、落語会、観光を兼ねた各種イベントなども予定している。

 3月20日まで。

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