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鎌倉市民カーニバル、今年は2日間 かつてのカーニバル再興目指し仮装行列も

昨年のパレードでは大仏と六地蔵に仮装したグループに沿道から歓声が上がった

昨年のパレードでは大仏と六地蔵に仮装したグループに沿道から歓声が上がった

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 鎌倉海浜公園由比ガ浜地区(鎌倉市由比ガ浜4)で5月27日・28日、「第2回鎌倉市民カーニバル」が開かれ、28日には市役所から同カーニバル会場までの一般道を仮装パレードの列が練り歩く。

昨年のパレードの様子。かつての「鎌倉カーニバル」のテーマ曲を奏でる楽団が先頭を歩いた

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 戦前に鎌倉文士や文化人たちが始めた「鎌倉カーニバル」をモチーフに、鎌倉を盛り上げようと商工会議所や観光協会が企画した同カーニバル。昨年は仮装パレードだけだったが、今年から2日間にわたり同公園でさまざまな飲食ブースを出店するなど規模を拡大して開く。

 28日に行うパレードのテーマは「鎌倉の歴史と文化」で、鎌倉時代から現代までの鎌倉をイメージする仮装での参加者を募っている。昨年は武者や弁慶の装束、大仏、六地蔵など鎌倉らしい仮装が多かった。「『鎌倉の街を仮装で歩くのは楽しかった』『来年もぜひ参加したい』という声が多かった」と話すのは実行委員長の大森道明さん。「昨年の参加者は120人だったが、今年は300人を目標にしている」と続ける。

 当日は鎌倉市役所前を出発し、鎌倉駅西口から御成通り商店街を抜け右折。由比ガ浜通りを進んで六地蔵交差点から南下、和田塚駅の踏切を越えて同公園に向かう。到着した順にステージに登壇、最後尾が到着後に表彰式を行う。優秀者には賞品を進呈する。

 この時期、鎌倉市内では市民参加型のイベントが多く、今年も5月21日~28日を「鎌倉市民まつりウイーク」と名付け相互に連携する。同カーニバルの来場者も134号線を挟んで海側で行われている「ビーチフェスタ」を回遊して楽しむことができる。

 大森さんは「ビールを中心に市民が気軽に楽しめる2日間にしたい。最終日はパレードを沿道で見て一緒に会場に足を運ぶのもお薦め。パレードへの参加は市民以外も歓迎」と呼び掛ける。

 開催時間は10時~16時30分(28日は16時まで)。パレード開催時間は10時30分~12時。参加費は1,000円。申し込みは5月7日まで。詳しくはホームページで確認できる。

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