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江ノ電が商店街走る腰越で初のちょい飲みイベント 土曜・終日型で

実行委員長の中丸さん。「秋の一日、昼間から飲んで食べて楽しんで。でも通りは江ノ電優先なので、くれぐれも気をつけて」

実行委員長の中丸さん。「秋の一日、昼間から飲んで食べて楽しんで。でも通りは江ノ電優先なので、くれぐれも気をつけて」

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 鎌倉・腰越の電車通りで11月26日、さまざまなタイプの飲食店をはしごして飲み歩くことができるイベント「腰越ぶらり呑み歩きの日」が開かれる。

湘南モノレールと江ノ電の車内や駅に掲出されているポスター。女性も気軽に来場してもらえるように優しくかわいいイメージで制作したという

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 平日の夜に複数の飲食店をはしごできる「ちょい飲み」イベントは、初めての店を気軽に体験できることから各地で開かれている。「腰越でもやろうということになったが、知名度が低いエリアなので、より多くの人に来場してもらうために工夫が必要だと感じていた」と話すのは実行委員長の中丸潤さん。そこで「ゆっくりたっぷり腰越を満喫してもらえるよう土曜に、しかも一日中楽しめるスタイルにした」と続ける。

 チケットは3枚つづりで10時から販売し、当日は店が開いている時間ならいつでも利用できる。店は1ドリンク・1フードの「ぶら呑みセット」を提供。各店舗での追加注文も受け付ける。

 同委員会では当初、小規模で開くつもりで5~6店にアプローチしたが、「ほかの店からも次々と声が掛かり、気がつくと14店舗に。電車通りのほとんどの飲食店が参加してくれた」という。「鎌倉大勝軒」は「ビールとメンマチャーシュー」、「かきや本店」は「しらすのかきあげ&つきだしと各種サワー」、「King Ston」は「ジャークチキンと各種アルコール」、「鎌倉おでん波平」は「おでん3種と生ビール」、「HAIROLE」は「鎌倉ドッグとレーベンブロイほか」など、セット内容は各店が趣向を凝らす。

 現在、湘南モノレールと江ノ電の車内には同イベントの中づり広告、駅にもポスターが掲出されている。「告知に悩んでいたころ、たまたま湘南モノレールの尾渡社長と出会いプレンテーションの機会を得た。より多くの人に腰越を知ってもらいたいという思いが伝わり、そこから両路線に交通広告で協力いただけることになった」という。

 中丸さんは「まずはさまざまな飲食店があることを体験してほしい。きっと昔ながらの人と人の助け合いやおせっかいが息づいている町であることを感じてもらえるはず。港や市場で魚を買ったり、路地を散策したり、小動神社の展望台から江の島や富士山を眺めたり、海岸でサンセットを見たりしながら一日中たっぷり楽しんでいただければ」と来場を呼び掛ける。

 チケットは、前売り=2,400円(22日まで各店舗で販売)、当日=2,500円(「なる浜」「湘南モノレール・湘南江の島駅」「中央総合案内所」で販売)。販売時間は、10時~14時、16時~20時。営業時間は店により異なる。

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