鎌倉にピンチョスバル「クロスケ」 スペイン料理・県内のクラフトビール提供

ピンチョスを手にする店長の深野さん。鎌倉の自由な雰囲気が好きで都内から移住

ピンチョスを手にする店長の深野さん。鎌倉の自由な雰囲気が好きで都内から移住

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 鎌倉に11月8日、湘南エリアの食材を使ったピンチョスバル「XROSK(クロスケ)」(鎌倉市小町1)がオープンした。

カウンターには色も鮮やかなピンチョスが並ぶ。食材は地元産を優先して使う

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 ピンチョスバルは、薄く切ったパンの上にさまざまな具を載せた軽食やアルコール類などを中心に提供する業態。オーナーがスペインで体験した、バルをはしごする文化に興味を持ち立ち上げた。

 店舗面積は31平方メートルで、席数は15席。店名の「XROSK」は、ピンチョスのバケットと食材、地域の人と店といった掛け合わせや共同経営などをイメージした「クロス」に、経営者2人の名前の最後がたまたま「すけ」だったことに由来する。

 食材や飲み物は神奈川県内産を中心にそろえる。ピンチョス用のバケットは、伊勢原市のパン店「ムールアラムール」と湘南小麦を使って共同開発。ビールは鎌倉をはじめ、逗子、湘南、横浜、川崎、厚木などのクラフトビール7種を常時用意する。

 主なメニューは、ランチ=「鎌倉野菜サラダランチ」(890円)、「湘南ポークステーキランチ」(1,280円)など、ディナー=「みやじ豚の三種盛り」(1,380円)、「鴨のロースト」(1,680円)、「スペアリブと鎌倉野菜の煮込み」(1,180円)など。ピンチョスは全品250円。ドリンクは、ビール、ワイン、日本酒、ソフトドリンクのほか「クラフトビール飲み比べセット」(1,400円)も用意する。

 深野文彦店長は「都内の飲食店で17年間の経験があるが、実はオープンキッチンは初めて。鎌倉はさまざまなこだわりを持った地元の人が多く、今はコミュニケーションを取るのが楽しい。駅前の通りなので気軽に立ち寄って、おいしいものを食べて飲んで楽しい時間を過ごしてほしい」と話す。

 営業時間は、ランチ=11時~14時、ディナー=17時~22時30分。今月は無休。

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