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竹製手作りの鎌倉型「納涼うちわ」発売 今年は銀の縁取りも

中島千波さんが描いた「あさがお」。うちわの外周には銀色の縁取りが施されている

中島千波さんが描いた「あさがお」。うちわの外周には銀色の縁取りが施されている

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 鎌倉市観光協会(鎌倉市御成町1)は6月18日、今年も新作オリジナルデザインの「納涼うちわ」の販売を始めた。

発売初日から3日間、JR鎌倉駅東口改札近くでも販売。鎌倉土産にと買い求める観光客も多かった

 1977(昭和52)年から毎年、鎌倉ゆかりの日本画家や洋画家、漫画家などが描き今年で43作目。今回は日本画家で東京芸大教授の中島千波さんに依頼した。グレーの地に「あさがお」が描かれている。

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 1950(昭和20)年、日本画家・中島清之さんの3男として生まれた中島さん。サクラやボタンの花、人物画のほか、宮尾登美子さんや永井路子さんなどの書籍の挿絵も手掛ける。1994年には鶴岡八幡宮の斎館貴賓室床の間壁面に孔雀図を描いている。

 同うちわは竹製で「鎌倉型」と呼ばれるオリジナル形状で左右約23センチ、天地約36センチ。1本ずつ手作りしており、今年は外周に銀色の紙で縁取りを施した。1万7000本を製作し、8500本を一般向けに販売している。

 発売日から3日間は鎌倉駅東口改札前にもブース出店し、初日には地元の人らが買い求める列ができた。「コレクションしているので」「知人たちに頼まれて毎年10枚買っている」という人や「中島先生のファン」だという人も見られた。

 同協会担当者は「昨年も1カ月ほどで完売した。鎌倉でしか手に入らないので、ぜひ早めにお越しいただければ」と呼び掛ける。

 1本350円(税込み)。同協会事務局で販売(9時~17時)。問い合わせは同協会(TEL 0467-23-3050)まで。