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路上探検者が駅ビルジャック? モノレール湘南江の島駅で初の「路探祭」

モノレールの駅でワンマンバスの降車ボタンが押し放題

モノレールの駅でワンマンバスの降車ボタンが押し放題

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 湘南モノレールの湘南江の島駅(藤沢市片瀬3)で11月3日・4日、路上探検者たちによる展示即売会「路上探検フェス(路探祭)」が開かれる。主催は湘南モノレール(鎌倉市常盤)。

ニッチなマニアのために衣料品や雑貨を作る「マニアパレル」は「湘南モノレール初代300形初期2両編成型手ぬぐい」なども販売する

 きっかけは、同社ウェブサイト内のウェブマガジン「ソラdeブラーン」。単なる沿線観光案内ではなく、さまざまなジャンルの執筆陣があらゆる角度から同路線と沿線の魅力を楽しく伝え話題になっている。

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 「地図や地理、地形、土木、路上観察、散歩などマニアックな活動をしているメンバーが多く、彼らが楽しんでいる姿を見て、もっと路上探検の面白さを発信したいと考えた」と話すのは、旅行エッセイストで同マガジン編集長の宮田珠己さん。「新駅舎と湘南モノレール自体の認知度を高めるイベントをやりたかった」と続ける。

 湘南江の島駅は2018(平成30)年にリニューアルし、最上階にプラットホームやルーフテラスがある5階建て。エスカレーターで上下しながら各フロアを回遊できる構造で、今回はテナントが入居する前の2階~4階に52のブースが出店。1階と2階をつなぐ大階段でライブを開くなど、駅ビル全体が会場となる。「都内でもなかなかない『路上』をテーマにしたイベント。マニアックな路上探検者たちが駅ビル全館をジャックするイメージ」と笑う。

 出店するのは、散歩好きの集団「サンポー」、ワンマンバスの降車ボタン押し放題の「禁断の押し放題ばすくん」、鉄塔本やオリジナルグッズをそろえる「鉄塔ファン」、4000枚の顔ハメ看板を撮影した「顔ハメ看板ニスト」塩谷朋之さん、英語ガイド付きの写真集「Tokyo Mindscapes」を発刊した写真映像作家misaki matsuiさん、町に落ちている片手袋の魅力を伝える「片手袋を見守る会」などユニークな団体や個人。

 地元情報を発信する「大船ヨイマチ新聞」、大船のセレクト書店「ポルベニールブックストア」、鎌倉の個性あふれるメンバーによる「コバカバみんなの句会」など市内からの出店。Tシャツブランドで同路線にペイント車両が走行している「OJICO」、湘南モノレール手拭いなどを販売する「マニアパレル」なども並ぶ。

 鉄道と文字とデザインを愛する「もじ鉄」や土木マニアの八馬智さんと千葉工大の生徒が路上鑑賞提案する「ハチマケン」のほか、「大仏写真家 半田カメラ」「東京スリバチ学会」「路線図ズ」「町中華探検隊」「暗きょマニアックス」など「ソラdeブラーン」の執筆陣も出店する。

 「まちたんけんキット」を使って世界に一つだけの江ノ島の地図をつくる「ゼンリンワークショップ」、ロックバランシングを楽しむ「石花会」がワークショップを開く。

 音楽ライブは、地元アーティストの工藤江里菜さんや小川コータ&とまそんさん、ALASKA BROTHERさんが出演する。

 宮田さんは「オリジナルグッズなど一般には発売されていない雑貨や手に入らないグッズも並ぶ。どれも完成度が高く、見るだけでも楽しいものばかり」と話し、「親子でも一人でも、どんな世代の人でも楽しめる。散歩のつもりでモノレールに乗って立ち寄っていただければ」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は11時~18時。入場無料。

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