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鎌倉で海のためのマルシェ ママ友発案のエコな2日間

会場全体の装飾を担当するKANAKOさんによる作品。当日も会場に展示する

会場全体の装飾を担当するKANAKOさんによる作品。当日も会場に展示する

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 鎌倉婦人子供会館(鎌倉市小町1)で11月23日・24日、鎌倉から海のことを考えながら楽しく過ごすイベント「マルシェ フォー オーシャン」が開かれる。主催は、鎌倉の文化と人と街をつなげる活動を行う団体「Petit Train(プチトラン)」。

当日販売予定のロミ・ユニコンフォチュールの「ノエルクッキー缶」。クッキーもパッケージも昨年までから一新したという

 「きっかけはママ友との雑談」と笑って話すのは、同団体代表の林彩(はやしあや)さん。ジャムと焼き菓子の店「ロミ・ユニ コンフィチュール」(小町2)店主のいがらしろみさん、鎌倉在住のフランス手刺しゅう作家Gigiさんと「フランスのアルザスでクリスマスに開かれる『マルシェ ド ノエル』(クリスマスマーケット)に出掛けたときの話になり、鎌倉にもあったらいいね」と盛り上がったという。

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 春から秋にかけてはイベントの多い鎌倉だが、冬の屋外でのイベントは少ない。「老若男女が飲食や音楽を楽しめるマルシェを鎌倉らしくやりたい」と企画が動き出した。「事情があってクリスマスより1カ月前になってしまったことだけが残念」と話す。

 アルザスでは「来場者はホットワインをマグカップで飲んでいた」という。バッグ持参が当たり前で、包装が必要な商品も古新聞紙に包んで手渡された。「イベントだから特別というわけではなく、アルザスではライフスタイルそのものがエコになっていた」と振り返る。

 「鎌倉の人は海が好き。特に人が少なく海水が澄んでいる冬の海が。その海のごみの8割は町から出るともいわれている。どうせならごみを出さずに、海に思いをはせるマルシェにしよう」と、タイトルにも「海のため」を入れた。

 鎌倉市や鎌倉市観光協会の後援も得た。当日は、海のための寄付を呼び掛け募金箱も設置する。

 同会館のホールと中庭を会場に、「フードスタンドmagali」「ロミ・ユニ コンフィチュール」「フードブランドショップippin」などフード系、「アトリエ ジョセフィーヌ」「クチュード カオル」など手作り系のブースを出店。グラスアートの「さくら工房」はワークショップ開く。

 鎌倉ゆかりのミュージシャンによるピアノ、アコーディオン、ハーモニカ、三味線、歌などの演奏、紙芝居などは「会場のどこかで突然始まるので楽しみにしてほしい」と林さん。

 会場内に設置した5つのエコボックスを探してクイズを解いていく「今日からあなたもエコ大使~海のスタンプラリー」も実施。全問正解者には、三味線の切れた絹糸などを再利用して作った記念品を進呈する。

 神戸を中心にニューヨークやパリでも活躍するペーパークラフトアーティスト集団「miss bull」代表のKANAKOさんが会場全体の装飾を担当。林さんは「関東初進出の舞台に鎌倉を選んでくれた。全て紙による、新しい鎌倉のイメージの演出を楽しんでほしい」と話す。

 テーマは「鎌倉を『食』べ尽くし、鎌倉の『音』に酔いしれ、鎌倉の『海』を愛でよう!」。林さんは「ちょっとだけでも海のことを考えてもらえたらうれしい。子どもから大人までが楽しめる空間を用意しているので、この機会に海の町・鎌倉でクリスマス前の週末を過ごしていただければ」と来場を呼び掛け、「企画するのも楽しいので、毎週でもやりたいくらい」と笑う。

 開催時間は11時~15時30分。参加費は500円(エコバック代)。大人1人につき小学生以下の子ども1人は無料。雨天決行。

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