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鎌倉腰越で午前から夜までの「ちょい飲み」イベント まち歩きも味って

夜だけでなく昼間から27店で「ちょい飲み」できる

夜だけでなく昼間から27店で「ちょい飲み」できる

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 飲食店をはしごして飲み歩くイベント「第7回 ぶらり飲み歩きの日」が11月23日、江ノ電が通りの中央を走る腰越商店街を中心に開かれる。

店ごとに趣向を凝らす「ちょい飲みセット」の一例

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 各地で開かれている夜の「ちょい飲み」をヒントに2016(平成26)年に始めた同イベント。「観光客でにぎわう鎌倉中心部から少し離れている腰越周辺を、より多くの人に知ってもらい、魅力発見のきっかけにと企画した」と話すのは、実行委員長の中丸潤さん。「昼前から夜まで一日のイベントにしたのは、まち歩きの楽しさも味わってもらいたいから」と続ける。

 参加者は1セット3枚つづり3,000円のチケットを購入し、入店すると1ドリンク・1フードの「ぶら飲みセット」が提供される。初めての店や中の様子が見えないため入りづらかった店などにも気楽に入店できるのがメリットだという。中丸さんは「時間がたっぷりあるため、2セット、3セットと購入して何軒回れるか挑戦する人もいる」と笑う。

 来場者は、コロナ禍明けと荒天の年は少なかったものの、毎年500人前後でにぎわうという。今年はチケットを600セット用意した。

 参加店は、昨年の22店から27店に増えた。初参加は「EAT UP MANIA」「Curry Trap」「マーベリック」「BAR HoW WoW」「逍遥遊」など12店。実行委員会のメンバーが、参加を呼びかけるため店を回ると「忙しくなりすぎて人手も足りなかったので今回の参加は見送るという店もあり、入れ替えがあった。ただ、そんな店主も応援しているよと声をかけてくれて、地元の人の温かさを改めて実感した」と中丸さんは振り返る。

 「最初は店の混雑緩和のために始めたが回を重ねる度に人気が高まり、最近はこちらを目当てに参加する人もいるほど」(中丸さん)というミュージックライブを、今年も湘南モノレール「湘南江の島駅」1階エントランスで開く。小川コータさん、小林夕夏さん、ブギウギ66さんら地元のミュージシャンが出演する。

 今年初めて公募(すでに締め切り)したのが、翌年のプロモーション用画像のモデルで、地元や横浜からも応募があり選考中だという。中丸さんは「当日は13時~17時ごろ、どこかの店で撮影しているので見かけたら盛り上げてほしい」と話す。 

 中丸さんは「楽しそうなのに酒が飲めず参加をためらっている人がいるという話を聞き、今年からソフトドリンクも選べるようにしたので、ノンアルでちょい飲みも楽しめる。秋の一日、飲食と腰越エリアを楽しんでもらえれば」と来街を呼びかける。

 開催時間は11時~18時。チケットは「孫兵丸」で販売。前売り券は「フレッシュストアYAOMINE」でも扱う。

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