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「あっぱれ鎌倉」テーマに写真募集 タリーズ鎌倉鶴岡八幡宮前店で作品展示も

同店は奥行き37メートル。奥へつながる参道に見立てた通路の壁面のほかブースなどに作品を展示している

同店は奥行き37メートル。奥へつながる参道に見立てた通路の壁面のほかブースなどに作品を展示している

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 鎌倉市観光協会(鎌倉市御成町1)は12月1日、「鎌倉プロモーションフォトコンテスト2019」の作品募集を始める。これに先駆け11月20日からタリーズコーヒー鎌倉鶴岡八幡宮前店(鎌倉市雪ノ下1)で2018年の入賞作品などを展示している。

作品はフライヤーをはじめカレンダーやポスターなどにも使われる

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 鎌倉の新たな魅力を創出し観光振興のために一般から写真を募集する同コンテストは今回で23回目。7年前からインターネットのみの募集形式に切り替え、前回は1049点の応募があった。

 今回のテーマは「あっぱれ鎌倉」。審査委員長の写真家・十文字美信さんは「何度でも足を運び、自分だけの鎌倉の魅力を見つけ、『あっぱれ鎌倉』と思わせるような新しい発見を写真に」とコメントを寄せている。

 応募作品の中から、最優秀賞(グランプリ)1作品、優秀賞4作品、観光賞1作品、入選18作品を選出。スマホで撮影した作品も増えてきたため、今回から「スマホ賞」も新設する。

 発表は来年3月を予定。入賞作品は観光協会が作るカレンダーやポスターなど広報物に掲載するほか、市内各所にも展示する。

 今年からタリーズコーヒー鎌倉鶴岡八幡宮前店での作品展示やプロジェクターを使った投影などを始めた。「より多くの方の目に触れる機会を増やすための新たな試み」と同観光協会の大川美紀子さん。「ゆったりとしたスペースでコーヒーを飲みながら、鎌倉の美しいシーンを楽しんでいただければ」と続ける。

 同店は若宮大路に面したコーヒーショップで鎌倉時代に北条時房邸があった一角にあり、建て替え工事で発掘された遺物の一部を店内に展示。敷地内には井戸の遺構や鳥居もあり、歴史ファンなどから「時房タリーズ」と呼ばれている。

 大川さんは「鎌倉の魅力を伝えるシーンを、さまざまな角度から自分らしく切り取っていただければ。データ送付のためプリントする必要もないので気軽に応募を。協会ではミラーレス一眼カメラの貸し出しも行っている」と話す。

 コンテストの応募締め切りは1月31日17時。応募方法はホームページで確認できる。タリーズ鎌倉鶴岡八幡宮前店の営業時間は9時~20時。展示は1月31日まで。

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