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僧侶と春の鎌倉歩く「十三仏巡礼」 限定御朱印帳手に

1250(建長2)年創建の臨済宗建長寺派の円応寺は十三仏の五番札所。国の重要文化財でもある閻魔大王座像も拝観

1250(建長2)年創建の臨済宗建長寺派の円応寺は十三仏の五番札所。国の重要文化財でもある閻魔大王座像も拝観

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 鎌倉で3月30日・31日、市内の寺社を巡り御朱印を受けながら特別拝観もできるプレミアムツアー「僧侶と歩く鎌倉十三仏参り」が行われる。主催は鎌倉市観光協会(鎌倉市御成町1)。

十三仏の八番札所でもある報国寺は1334(建武元)年創建で、美しい竹の庭でも知られる

 「これまで『江ノ電、湘南モノレール車庫見学』や『浄光明寺と長寿寺探訪』など、普段は入ることができない施設を舞台にツアーを行ってきた」と話すのは同観光協会スタッフ。「今年もプレミアムな体験を提供したいと昨年から練ってきた」のが同ツアーだと言う。

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 「十三仏参り」とは室町時代から始まったといわれ、亡き人の追善を行うことで自分が死んだ後に十三王の審判から救済されるという日本独自の先祖供養で、十三仏霊場は日本各地にある。今回は鎌倉の霊場にスポットを当てて活動している「鎌倉十三仏詣実行委員会」の協力で行う。

 30日に東巡礼コース、31日に西巡礼コースと2日間に分けて巡るが、どちらか1日の参加も受け付ける。30日は、明王院(不動明王)、浄妙寺(釈迦如来)、報国寺(観世音菩薩)、覚園寺(阿閃如来)、来迎寺(阿弥陀如来)、本覚寺(文殊菩薩)。31日は、浄智寺(弥陀菩薩)、円応寺(地蔵菩薩)、浄光明寺(勢至菩薩)、海蔵寺(薬師如来)、寿福寺(普賢菩薩)、極楽寺(大日如来)、成就院虚空蔵堂(虚空蔵菩薩)を訪ねる。

 両日共、一番札所でもある「明王院」(鎌倉市十二所)副住職の仲田晶弘さんと共に徒歩(一部バスや電車移動)で巡り、各寺で般若心経を唱え御朱印を受ける。「普段なかなかお話する機会のない僧侶との交流や仏教的視点による解説を聞くことができるのが大きなポイント」だと言う。

 御朱印帳は「スタッフが仲田さんや御朱印帳製作会社のアドバイスを受けながらミーティングを重ねて選んだ特別な柄」だと言う「十三仏専用御朱印帳」で、当日の参加者のみに配布する。

 昼食は、30日は「奥鎌倉 北條」(鎌倉市二階堂)、31日は「峰本」(雪ノ下1)で、特別ランチを提供する。「通常メニューではない、今回のツアーだけのランチなので私たちも楽しみ」とスタッフは目を輝かせる。

 同協会スタッフは「すでに個人で巡ったことのある方にも、初めての方にも楽しんでいただける内容になっている。特別拝観など普段はできない体験も盛り込んだ」と胸を張る。当日は同観光協会事務所で荷物を無料で預かる。「手荷物だけでなく、大型のスーツケースや傘などコインロッカーに入らないものなども可能で、個数の制限もない。ツアーには身軽で参加していただける」と話す。

 開催時間は9時45分~16時。参加費は各日1万4,800円(御朱印代、入山料、昼食代、保険料含む)、交通費は各自負担。申し込みは電話(TEL 0467-23-3050)やメール、同観光協会事務所でも受け付ける。