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湘南モノレール開業50周年 子どもが描いたロゴ乗せ未来へ発車

記念ロゴを描いた竜誠くんを挟んで尾渡社長(右)と松尾市長(左)。50周年記念ロゴのヘッドマークを手にする運転士と車掌

記念ロゴを描いた竜誠くんを挟んで尾渡社長(右)と松尾市長(左)。50周年記念ロゴのヘッドマークを手にする運転士と車掌

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 湘南モノレール(鎌倉市常盤)大船駅で3月7日、「開業50周年記念ロゴマークコンテスト表彰式・開業50周年記念号出発式」が開かれた。

「勢いよく進んでいくイメージを矢印で描いた」というロゴヘッドマークを手にする所竜誠くん

 1970(昭和45)年3月7日に大船駅と西鎌倉駅間で営業運転を始めた同路線。翌年には西鎌倉駅から湘南江の島駅に延伸し全線開通した。世界的にも数少ない懸垂(サフェージュ)式モノレールで、6.6キロ、8駅を約14分で結ぶ。通勤通学客や観光客など年間乗降客数は約1100万人。アップダウンやカーブが多く「湘南ジェットコースター」と呼ばれることも多い。

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 開業からちょうど半世紀を迎えたこの日は、当初は記念セレモニーなども予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響などで規模を縮小し、小学生を対象に募集した記念ロゴマークの発表と表彰式、ロゴのヘッドマークを付けた記念号の出発式に絞って開いた。

 700件を超える応募の中から選ばれたのは、鎌倉市立深沢小学校4年の所竜誠(ところりゅうせい)くんの作品。「1970年から2020年へ、みんなの夢や思い出を乗せて走るモノレールを窓の虹で表現。矢印で勢いよく進んでいくイメージで描いた。小さな頃からモノレールに乗って習い事や遠足、買い物に行った思い出がたくさんある。これからも楽しい思い出をたくさんつくりたい」と話した。

 竜誠くんには、同社の尾渡英生社長から表彰状と賞品の特別乗車証1年分が手渡された。出来上がったロゴヘッドマーク2枚は、列席した松尾崇鎌倉市長から竜誠くんと尾渡社長へ、さらに運転士と車掌に手渡され、プラットホームに入線した50周年記念号(レッドライン)に取り付けられた。

 11時30分、竜誠くんらが「出発進行」と元気よく記念号の出発合図を行うと、記念号は湘南江の島駅に向けて発車した。

 「この50年間で延べ4億3000万人のお客さまに利用いただいてきた。終日7分半間隔の運行を続け、現在は毎日3万5000人に利用いただき感謝している」と尾渡社長。「今後もしっかりと施設を維持管理し、安全安心を続けていくことがベース。その上で、どんな楽しいサービスが提供できるか、鉄道以外のサービスを充実させていくかに取り組んでいきたい」と次の50年に向けて抱負を話した。

 50周年記念号は1年間運行し、記念ロゴマークも1年間広報物やグッズなどに使うという。