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ポスターが動き出した? 湘南モノレール50周年記念ムービー公開

ポスターの世界観が動き出すムービーのワンシーン。雲海に富士山や丹沢の山並み、足下の龍口寺や江の島なども見える

ポスターの世界観が動き出すムービーのワンシーン。雲海に富士山や丹沢の山並み、足下の龍口寺や江の島なども見える

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 3月7日に開業50周年を迎える湘南モノレール(鎌倉市常盤)は昨年12月26日、同社ウェブサイトで記念ムービー「HAVE A NICE FLIGHT 空の駅」を公開した。

開業50周年記念ムービーのラストシーン

 ムービーは、異邦人の旅人が湘南江の島駅の改札を抜ける場面から、車両が空を飛ぶように疾走する姿をオリエンタルなタッチで幻想的に描いている。日の出から星空までの時間の流れを15秒間に凝縮した。

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 「きっかけは、おととし12月にリニューアルオープンした湘南江の島駅のポスター制作」と話すのは同社広報の花香晋生さん。「地上5階にあり、多分日本一高い『空の駅』から飛び出していくイメージで、雲海とともに描いてもらった。原案を見た瞬間に動画でも見たいと思い、その場でお願いした」と続ける。

 制作スタッフは、2018(平成30)年4月に一新した同社のロゴマークなどCI(コーポレート・アイデンティティー)の設計を手掛けた中野健太さん。イラストは矢野恵司さん、モーショングラフィックは矢野開斗さん、サウンドデザインは河井孝行晃さんが担当した。

 世界的にも数少ない懸垂式のモノレールならではの浮遊感や疾走感、非日常感を表現すること、オリンピックイヤーで多く来日する外国人も意識しながら議論を重ね、「お互い納得のいく作品が出来上がった」と振り返る。

 キャッチコピーには、飛行機の旅で日常的に交わされる「HAVE A NICE FLIGHT」を採用し、「モノレールの旅」が「空の旅」でもあることを表現した。

 同路線は1970(昭和45)年3月、大船駅と西鎌倉駅が開業。翌年、湘南江の島駅までの全線6.6キロが開通した。全8駅を片道約14分で結び、通勤客のほか江ノ島や鎌倉方面への観光客など年間乗降客数は1100万人。近年は「空中散歩」「ジェットコースター」と評されるなどファンが増えているという。オリンピックのセーリング競技会場である江の島へも公共交通機関としては東京方面から最短ルートとなる。

 同社では、開業50周年記念事業として小学生を対象にした「記念ロゴマークコンテスト」で、1月31日まで作品を募集している。3月7日には大船駅で開く50周年記念セレモニーで結果発表と表彰式を行うほか、今後は記念の企画やグッズ販売なども予定しているという。

 花香さんは「ムービーで独特の世界観を味わっていただき、実際に足を運んでほしい。湘南江の島駅は改札の外の地上5階ルーフテラスから、富士山や丹沢山系、相模湾の眺望が広がっている。空の駅、そして空の旅を楽しんで」と呼び掛ける。