人工芝のグラウンドを楽しむイベント「みんなの『TRY』でつくる鳩スタ祭」が8月11日、「みんなの鳩サブレースタジアム(通称=鳩スタ)」(鎌倉市梶原)で開かれる。同スタジアム主催。
当日は鎌倉インテルの選手やスタッフも参加(撮影=マルサ写真)
「鳩スタの利用者や観客などと会話する中で、出てきたアイデアを温めてきた企画」と話すのは、サッカー神奈川県社会人リーグ2部所属「鎌倉インターナショナルFC(通称=鎌倉インテル)」(大船1)広報担当の岡田浩弥さん。同スタジアムをホームグラウンドにしていることから、今回のイベントに全面協力している。「皆さんが人工芝のグラウンドで、何かやってみたい、トライしたいという思いを実現する日にしようと企画した」と続ける。サッカー専用スタジアムとして昨年10月にオープンして以来、初めてのサッカー以外のイベントだという。
当日は16時から、3歳児から高校生までが所属するチアリーディングチーム「リノケイキーズ」によるチアダンスパフォーマンス、予約なしで参加できる「キッズ向けボール遊び体験」、まんまる保育園(手広)の園児による歌と踊りなど、子ども向けのプログラムが続く。
17時30分からは、鎌倉深沢サッカークラブと山崎サッカークラブが、2年生、4年生、5年生のカテゴリー別のエキシビジョンマッチを行う。
19時30分からは、同クラブ公式応援ソング「Say Ya!」の作曲者でもある井上公平さんによる篠笛や三味線、アコースティックギターのライブ、20時からは「夜の草っぱらタイム」で、来場者にグラウンドを開放する。岡田さんは「グラウンドの好きな場所で、思い描いたことに『トライ』してほしい」と話す。
同スタジアムのエントランスには、キーマカレーやルーローファン、ホットサンド、チュロス、菓子、ビール、ソフトドリンクなどのキッチンカーが並ぶほか、コースを組み立て走らせて遊ぶミニカー「ホットウィール」の無料体験会も開催。鎌倉インテルのオリジナルグッズを販売する店やガラポンのブースなども出店。来場記念に写真を撮影するフォトスポットも用意する。
「トライしたいことをカードに書くコーナーを設け、今後のイベントをはじめ、スタジアムや街の未来を考えるきっかけにしたい」と岡田さん。「緑のグラウンドで、やりたいことをやってみるチャンス。当日は1部昇格を目指してリーグ戦を戦っている選手たちもスタッフとして参加するので、一緒に楽しんでほしい」と呼びかける
開催時間は16時~21時。入場無料。ペットのグラウンド内への入場は不可。