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「おばけカボチャ」ごろごろ 大船フラワーセンターでSNS映えする展示

期間中は芝生広場がおばけカボチャでいっぱいに。最大70キロのジャンボサイズも

期間中は芝生広場がおばけカボチャでいっぱいに。最大70キロのジャンボサイズも

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 植物園の「日比谷花壇大船フラワーセンター」(鎌倉市岡本)で9月25日、「びっくり!おばけカボチャ展示」が始まる。

期間中の19日・20日に開くフラワーカーニバル。昨年も家族連れなどでにぎわった

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 展示するのは、同施設西側にある温室「グリーンハウス」前の芝生広場。昨年は最大70キロの巨大なカボチャなど約80個が広場いっぱいに並んだ。触ったり、移動させたりすることができるため、SNS映えするよう配置して撮影する来園者が多かったという。

 きっかけは昨年、同施設の園長が茨城県常陸大宮市で開かれた「お化け南瓜まつり」の品評会に審査員として出席したこと。今年も22日のイベント終了後、トラックに積んで持ち帰り展示する。同施設広報の阿部仁美さんは「今年は100個以上持ち帰りたいとスタッフは意気込んでいる」と話す。

 「おばけカボチャ」はアトランティックジャイアントという品種。主に飼料用に栽培され、近年ではハロウィーンなどのイベントにも使われるという。

 「広場の中なら移動させるのは自由」と阿部さん。まるでオブジェのようにも見えるため、「生ものであることを忘れてしまう方もいるので、『たたかない、なげない、けらない、のらない』と表示する」という。展示後半は腐り始めるものも出てくるため、展示数が減る場合がある。

 期間中の19日・20日には「フラワーカーニバル」を開く。ハロウィーン仮装パレード、おばけカボチャを使ったゲーム、徳島のカボスや大分のスダチのつかみ取り、岩手県大船渡の焼きサンマやキッチンカーでのフード提供などを予定している。

 同施設は1962(昭和37)年に開園した神奈川県立の植物園。面積は約6万3900平方メートルで、国内外から収集した約3000品種の観葉植物を栽培・展示し四季を通して花が楽しめる。

 阿部さんは「見たこともない大きさのカボチャに触ったり、ごろごろと転がして動かしたりできるので、お子さまも喜ぶはず。すてきな写真を撮って楽しんで」と来園を呼び掛ける。

 営業時間は9時~17時(11月~2月は16時まで)。第2・第4月曜休園(祝日の場合は翌日休園)。入園料は、大人=400円、学生=200円、65歳以上=150円。10月31日まで。

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