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鎌倉でモノレールサミット初開催 湘南モノレール全線開通50周年で

モノレールサミットのポスター。モノレールが空中に浮かぶイメージで構成した

モノレールサミットのポスター。モノレールが空中に浮かぶイメージで構成した

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 全国のモノレール会社や鉄道会社が集まるイベント「第1回モノレールサミット」が2月5日・6日、鎌倉芸術館(鎌倉市大船)で開かれる。主催は湘南モノレール(鎌倉市)。

参加する8社を紹介するフライヤー

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 大船駅と湘南江の島駅間の6.6キロ、全8駅を片道約14分で結ぶ同路線。世界的にも少ない懸垂式(サフェージュ式)の軌道で、1970(昭和45)年3月に大船駅ー西鎌倉駅間が開業。1971(昭和46)年7月に湘南江の島駅まで延伸した。同イベントは昨年が全線開通50周年だったことから記念事業として開催する。

 同社広報課の石川育代さんは「昨年から記念事業を行ってきたが、今回はその集大成。全国のモノレールのほか、新交通システムや地方鉄道の事業者に声を掛けると、『これまでにない企画』『面白そう』などと、すぐに出展者が集まった」と話す。

 参加するモノレールは、懸垂式で営業している同社と千葉都市モノレールといずれも跨座式の東京モノレール、多摩都市モノレール、大阪モノレール、北九州高速鉄道、沖縄都市モノレールなど。2日とも各社が同館1階ギャラリーにブース出展し、自社の紹介やグッズ販売を行う。

 6日には、同館小ホールで11時から、トークショーや出展各社のプレゼンテーションも行う。トークショーでは、鉄道が大好きというホリプロのマネジャー南田祐介さん、お笑い芸人の吉川正洋さん(ダーリンハニー)や岡安章介さん(ななめ45°)、鉄道番組ディレクターの田中匡史さんが、モノレールの魅力や鉄道愛などをテーマに話し合う。鉄道写真家の中井精也さんが湘南エリアで撮影した写真を投影しながら話す「スペシャルトーク」も用意する。中井さんは2日ともブース「ゆる鉄画廊NOMAD」を出展する。

 モノレールのほか、いずれも同社と縁があったという鉄道会社もブースを出展する。江ノ島電鉄、京浜急行電鉄、相模鉄道、箱根登山鉄道、横浜高速鉄道、横浜シーサイドライン、伊豆急行、伊豆箱根鉄道のほか、同社が登場したテレビ番組「鉄道発見伝」で取り上げられた明知鉄道、しなの鉄道、北越急行、大井川鐵道、樽見鉄道、真岡鐵道、銚子電気鉄道、ゆりかもめ、黒部峡谷鉄道、長良川鉄道、養老鉄道、2020年7月の豪雨災害で被災し再建中のくま川鉄道(熊本県)も出展する。

 石川さんは「モノレール8社が集まる珍しい機会になる。一昨年からずっと温めてきた企画で、お客さまからも事業者からも楽しみにしているという声をたくさんもらっている。感染対策を万全にして楽しく開催したい」と話す。

 開催時間は10時~16時。入場無料。

 新型コロナウィルス感染拡大に伴い、2月5日に開催中止が発表されました。

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