寺院での御朱印帳創りと着物散策 秋の鎌倉をたっぷり楽しむ

専門家の指導で自分らしいデザインの御朱印帳ができる。寺社巡りも一層楽しく

専門家の指導で自分らしいデザインの御朱印帳ができる。寺社巡りも一層楽しく

  • 0

  •  

 鎌倉五大堂・明王院(鎌倉市十二所)で11月8日、御朱印帳創りワークショップと和服での散策が行われる。主催はOnari iroha。

着付けを教えてもらい着替えたら秋の鎌倉を散策。金沢街道を歩き浄妙寺へ。できたばかりの御朱印帳に印章をお願いする。

[広告]

 御朱印帳は寺院や神社の参拝者向けに押印される印章を集める冊子で、寺社や書店などで購入することができる。同ワークショップでは世界で一つだけの御朱印帳を作り、実際に使うことで鎌倉の文化や歴史の深さを感じてもらうことが目的。

 当日は講師のmiwaさんの指導で、用意された蛇腹状の冊子に持参した布地などを使って表装する。生地は用意しているが、お気に入りの生地、思い出の着物や服生地の持参を呼び掛けている。

 会場となる明王院は1235(嘉禎元)年、鎌倉幕府の鬼門にあたる十二所に建立された五大明王を祭る由緒ある寺院で、鎌倉十三佛霊場巡拝の一番札所でもある。当日は、作業用のテーブルが置かれた美術創作室を使う。完成品に御朱印をもらう間、仲田晶弘副住職の講話を聞く。

 昼食の後、和ごころ伝承協会の鷲田智恵さんの指導で和服に着替える。着物を持参しない場合は、事前の連絡でレンタル予約も可能。その後、周辺を散策しながら浄妙寺へ移動し参拝。この日、2つ目の御朱印をもらう。

 Onari irohaの志々目直子さんは「鎌倉に住むようになり、着物姿を目にしてから自分でも着てみたいと思った。たまたま親類の着物が手元に巡ってきたのを機に、着付けを教えていただいたのが鷲田先生。着物で散策をするようになってから御朱印帳に興味を持ち、miwaさんとのご縁ができた。これまでに開いてきたワークショップでは御朱印帳創りのみだったが、今回初めて着物散策とのコラボを企画した。鎌倉にいらっしゃる方、在住の方にも、あらためて鎌倉の良さを感じていただけたら」と話す。

 開催時間は10時~14時。参加費7,800円(材料費、昼食代、拝観料含む)。着物レンタルの場合は別途2,000円。定員8人。申し込み方法はフェイスブックページで確認できる。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース