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鎌倉光明寺でジャズフェス 本堂前のステージでゴスペルも

ビッグバンドで歌うマリーンさん(昨年の様子)。本堂前面の階段を利用してステージを組んだ

ビッグバンドで歌うマリーンさん(昨年の様子)。本堂前面の階段を利用してステージを組んだ

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 鎌倉材木座の古刹(こさつ)・光明寺(鎌倉市材木座)で10月20日、一流のミュージシャンらの演奏を楽しむ「第6回 鎌倉じゃず祭~音のカーニバル~」が開かれる。

ポスターを手にしている牧野さんは、ジャズボーカリストとして活躍しながら小町のジャズクラブ「ダフネ」を運営している

 歴史・文化で有名な鎌倉を「音楽の街」にしたい、敷居が高いと思われがちなジャズを身近な存在にしたいと考える一般市民有志らが始めた同イベント。昨年、鎌倉宮から同寺に舞台を移した。実行委員の牧野竜太郎さんは「よりフェス感を出そうと、昨年はそれまでの10月から9月に移し昼間に開いたが、当日は暑くてお客さんも出演者も汗だくだった」と振り返る。「今年は10月に、時間も夕方から夜をたっぷり楽しめるように戻した」と続ける。

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 同寺は浄土宗の大本山で、創立は1243(寛元元)年。1800年代に鶴岡八幡宮(はちまんぐう)から移築したとされる大規模な山門に上ると材木座海岸から稲村ケ崎までが見渡せるロケーション。「境内が広々として開放感もあり、青空が気持ちいい季節」と好天を期待する。250畳の広さがある本堂の前の階段を利用してステージを設置するという。

 出演はインストゥルメンタルの4人組「JABBERLOOP」や藤沢市出身のジャズバイオリニスト寺井尚子さん率いるカルテット。地元在住の有坂美香さんは、子どもを含めたコーラス隊「The Sunshowers」とともにゴスペルなどを披露する。司会は鎌倉生まれで在住のDJ・ジョージ・カックルさんで、牧野さんもナビゲート役を務めボーカルとしても出演する。9月29日に鎌倉宮大塔宮(鎌倉市二階堂)拝殿で開かれる第3回アカペラ・サミットの優勝バンドもステージに上がる。

 今年は豆電球アーティストに依頼し、暗くなっていく境内を温かい光で包む演出を行う。山門近くに飲食や物販のブースも並ぶ。

 牧野さんは「ジャズの中でもバラエティーに富んだジャンルのミュージシャンがそろった。中学生以下は無料なので、親子や家族で、大人はお酒を飲みながら、ジャズを体感し秋の夕暮れを楽しんで」と来場を呼び掛け、「毎年続けて、来場者も出演者も『今年もそろそろ鎌じゃずだね』と言ってもらえるような存在になって、鎌倉をもっと盛り上げていきたい」と抱負を話す。

 開演時間は16時~20時(開場15時)。入場料は前売り=3,500円、当日4,000円。中学生以下は無料。材木座在住者は「地元割」がある。